いまや医療にデーターベースはかかせないもの

  • 医療情報データーベース事業とは

    • 医療情報データーベース事業は、厚生労働省が医療における隠れた副作用を発見したり、どの程度の副作用が生じているのかを把握するために平成23年度から実施している事業です。



      具体的には全国の10の協力医療機関を選定し、そこを拠点にデーターベースを設置して1000万人規模のデータを集めるものです。
      このデーターベースには、「レセプト・電子カルテ・オーダー・検査結果」を集積させます。

      goo ニュースの基礎知識をご説明をしたいと思います。

      その一方で研究者や製薬企業の協力を得て、独立行政法人である医薬品医療機器総合機構(PMDA)が情報分析システムを設けて、拠点病院に必要なデータの抽出依頼を行います。そして、提供されたデータを基に厚生労働省と連携を図りながら情報の収集・分析を実行し、迅速で的確な医薬品や医療機器の安全対策を講じようとするものです。



      現在も副作用報告を求めていますが、投与された人数や他の薬剤との比較、あるいは原疾患と副作用の鑑別などが困難など様々な欠点が指摘されています。このデーターベース事業により、同じ種類の同じ効果がある薬剤間の副作用比較(他剤比較)ができたり、副作用の症状は投与した薬によるものか、原疾患によるものかが判断できるようになります。

      さらに、薬を使用した正確な患者数も把握できますので、副作用の発生割合を算定でき、安全対策の効果の検証にも役立ちます。


      欧米の先進諸国でも数百万から数千万に上るデータベースが構築され活用され始めていますので、日本もその仲間入りができます。

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